大企業だから良いというわけではない
みなさんは会社などの企業を評価する上で、どんな物差しを指標にしていますか。
その中で、多くの人が基準にしているものがあると思います。
それは、その会社が大きいか、それとも小さいか。
または、有名か、それとも無名か。
私たちは無意識のうちに、そんな判断基準で企業などを格付けしていたりしていませんか。
大企業か、それとも零細企業かということは確かに一つの指標ではあります。
しかし、大企業だから良い会社だ。
と思うのは違うと思うのです。
大きな会社だから安心だ。
なんて思うのはとても危険な発想だといえるでしょう。
なぜそう思うかというと。
それは、企業が大きくなったということは、何か理由があるということですよね。
例えば、いい商品やサービスを生みだして、消費者にとても喜ばれ売れに売れた。
その結果、莫大な利益を生み大企業に発展した。
というケース。
これは良い会社といえるでしょう。
しかし、その反対に悪いケースもあるのです。
それは、ある会社が、悪いことをしたり、または酷いズルをしたりして成り上がったというケースです。
そういった会社の発展には多くの犠牲や悪事が土台になっています。
わかりますか。
大企業には二通りあります。
それは、良いことをして大きくなった会社。
もう一つは、悪いことをして大きくなった会社です。
だから、大企業だからといって安易に信頼したりはできません。
私たち消費者はものを見る目を養わなければなりません。
そのためには、自分で考え、感じ、選択する。
そんな態度がとても大切になってくると思うのです。