夏という季節のピークはいつ頃か
暑い日が続きます。
夏真っ盛りですね。
夏という季節が来ると、毎年思うことがあります。
それは、夏のピークはいつ頃だろう?
という疑問です。
カレンダーを見ると、7月の下旬に大暑という日があります。
文字通り、一年で一番暑い時期という意味合いがあるのでしょう。
しかし私は思うのです。
いや違う。
一番暑いのは8月だ。
夏の盛りがピークに達するのは8月だと思うのです。
しかし、カレンダーには8月の初めころにはもう立秋という文字が目に入ります。
暦のうえではもう秋の足音を聞く時期なのですね。
それはさておき。
自分が最も夏らしさを感じる時期はいつ頃だろう?
日にちまで厳密にいうと、それは本日の8月10日です。
片岡義男の小説に「ボビーに首ったけ」という短編小説があります。
良い小説です。
読んだことのない人は読んでみてください。
その小説に8月10日という日が出てきます。
盛夏のある日。
名も知れない一人の青年が生きた夏の午後。
これが夏だな。
という情景がその小説の中で描かれています。
毎年8月10日になるとこの小説を思い出します。
そんなこともあり、私の中で夏のピークは8月10日です。