昔と今とでは東京のセミの種類に変化がみられると思う
夏の風物詩のひとつにセミの鳴き声がありますね。
夏を夏らしく彩るセミの鳴き声。
そんなセミの鳴き声に最近変化を感じるのは私だけでしょうか。
私は東京に住んでいるのですが、昔はセミと言えばアブラゼミでした。
時代は昭和の50年代頃のことです。
夏の暑い日に「ジィーーー」という鳴き声。
そして、滅多に聞くことが出来ないのがミンミンゼミの鳴き声でした。
ミンミンゼミの鳴き声を聞くことができたときはラッキーな気分になったものです。
そして8月も後半になる頃、今度はツクツクボウシの鳴き声が聞こえ始めるのです。
ツクツクボウシの鳴き声が聞こえ始めるとそろそろ秋の訪れをさとったものです。
しかし、最近の東京は以前とずいぶん違うと思うのです。
何が違うかというと、珍しかったミンミンゼミの鳴き声を頻繁に耳にするのです。
今夜もトイレに行ったとき外からミンミンゼミの鳴き声が聞こえてきました。
ミンミンゼミって東京にこんなにいたっけ?
と疑問に思ってしまいます。
それと、もう一つ昔と違うのが、ツクツクボウシの鳴き声をあまり聞くことが無くなったということです。
昔は嫌というほど耳についたツクツクボウシの鳴き声。
気が付くと最近聞くことが無いなー。
ということに気が付きます。
温暖化や微妙な気候の変動などがセミの生態にも影響を与えているのかもしれない。
と思う今日この頃です。